私は幼い頃から両親の仕事の関係で転校を経験しています。そして、あまりいないであろう高校生での転校も経験しました。
ここでは、私が高校を転校した時のことについてまとめています。
転勤での高校転校の経緯
高校生になってまでも父親の転勤についていく?という考えの人が多いと思えます。今では小学、中学も転校せずに進めるようにという配慮をしている親が多いと思えます。
もちろんその当時も中学で転校させる?という考えの親は多くいました。しかし家庭の考え方には色々とあるので、周りがどうこう言ってはいけないようにも感じます。
そんな私は、別にファザコンとかではないですが、高校を転校してでも転勤について行くということを決めたのは以下の理由からです!
1、以前、住んだことのある土地への転勤であったため
2、 転勤族であったのに、小学の6年間は転校することなく過ごせたために、もう一回くらいなら転勤について行ってもいいかな?という軽い気持ち
次の転勤先は長く住んでいて友達も多く、住みやすいと感じた場所であったので、転勤が決まって戻りたい!という気持ちもあったためです。
しかし、兄弟は転勤は嫌だ!と言っていました。(これが普通の反応かもしれませんが・・・)けれども、両親は私が転勤に賛成したために兄妹も転勤に応じなければならなくなったような・・・(かわいそうだったかも)
そして、我が家は家族で転勤することを選び、私は高校を転校するための準備を始めました。
簡単には入れない高校基準
高校の転校は小学や中学とは違い義務教育ではなくなります。そのために、自分の学力を見て高校を調べて、さらにその高校に入れるのか?ということも調べてもらわなければなりませんでした。
私の場合は、当時通っていた高校の先生が、次に住む土地に知り合いの先生がいたたことで、近場の高校を調べてくれたために、意外と簡単に高校が見つかりました。
しかし、高校の転校には、小学や中学と違って、書類などで転校先がすぐに決まる!なんてことがなく、再度、試験を受けなければならないことを知らされました。
高校受験をした年であれば、転校する際には高校受験の際のテストの点数が反映されるようで、再度、試験を受けるなどということはないようです。
しかし、私の場合はすでに1年は高校生活を送っていたために、試験を受けなければ転校することはできない!ということでした。
試験を受けることを知ったことで、高校の転校は簡単ではないことを実感させられたのは、今でも鮮明に覚えています。けれども、今となってはいい思い出!
再度、受験!
転校する高校に空きがあるということが判明したところで、その後、試験の日取りが決まり、受けに行けるのか?という話となりました。
試験会場はもちろん!その高校で!ということで、私は再度高校の試験を受けるために母親と共に、次の住む土地の、転校したいと考えている高校に出向いて試験を受けました。
この試験会場で、私一人なのか?と思ったのですが、あと2人くらいはいたんです!それには驚いたのと同時に安心しました。
当時の試験内容は、はっきりとは覚えていないのですが・・・国語・数学・英語だったような・・・その中で、覚えがあるのは、まだ習っていなかったものが出題されいて、焦って試験官に質問したのですが、空欄で!と言われただけで、絶望的と感じたことだけはよく覚えています。
また、試験だけではなく、面接もありました。試験での空欄があったことで絶望を感じていたために、面接はと思ってしっかり挑んだのですが、この面接はのちにクラス分けなどにかかわっていたのでは?と思えました。
絶望的と思えた試験を終えてからは、高校受験の時の同じような不安な日々がありましたが、意外と早くに合格がわかり、安堵したことを覚えています。
転校後の学生生活!
転校が決まると中学の時などと同じように制服や体操服などの準備があります。そのためにバタバタとしていたように思えます。
制服などはギリギリ学校が始まる時には間に合いましたが、上靴や体操服は間に合わずに、前の学校で使ってた物を使用して対応していました。
けれども、小学・中学・高校とどんな時も転校の際は同じだと思えますが、周りと違う服を着ていることで、転校生!という見方をされることが恥ずかしいと感じて、体操服を着ることが嫌だ!と感じられます。
しかし、この時実は、転校生は私だけでなく、もう1人別のクラスでしたがいたので、私は恥ずかしさ多少少なくなりました。(さらに早く体操服が来るようにも何度もお願いしておいたのです)
学校生活では、私は転校してすぐに運動部に入りました。運動部は以前と同じ運動部であったので、一番いつもの私になれる場所でもありました。そして部活に入ったことがきっかけであっという間学校に馴染め、その後は楽しい学校生活を送り卒業できました。
今思うと私は、中学でも高校でも転校した際には運動部に入ったことで、転校生であった?と周りから言われるくらいすぐに溶け込めたので、運動が出来てよかった!と思っています。
まとめ
高校での転校するのは親も子供も大変なことだと思えます。しかし、私は大人になった現在、転校を経験していてよかったとも思えています。
それは、多くのことを知らないうちに学べていたからだと思うからです。けれども、簡単なことではないので、よく家庭で話し合うことは必要だと思えます。
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